What's the XDCAM ??


はじめに


デジタイズ 映像変換 テープ変換 XDCAM HDCAM  Grass Valley HQX Apple final cut pro ProRes 422
40年にわたり続いた1/2インチ放送用ビデオテープ(写真はHDCAMビデオテープ)

ソニーの放送業務用機材の歴史は古く、カセット型ビデオテープが本格的に開発された1970年に始まります。

約50年にわたり、放送業界のみならず、映画、医療など映像記録の信頼性が100%発揮される分野で使用されてきました。特に1982年に開発された、家庭用ベータマックスカセットをそのまま使用し、6倍速で映像記録を果たした「BETACAM(ベータカム)」シリーズが爆発的に受け、世界の放送局に100%納入されるなど、世界の映像の歴史は、ソニーから始まったいっても過言ではありません。

 

現在では、

そのBETACAMシリーズが、テープの大きさを変更することなく、HDCAMへ受け継がれ、今日に至りますが、

VTRの生産部品の調達やVTR技術者が退職したことによる影響、また、ITベースの親和性の高い別のメディアへと

移すため、2023年をもってVTRやビデオテープが、完全終了します。

 

 ※NHKをはじめ民放各社は、HDCAMからXDCAMへの移行期間を2018~2020年に定めています。

XDCAMとは?


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当社でも使用している ソニーXDCAMステーションシリーズ

XDCAM(エックスディーカム)とは、記録するメディアが、ディスクメディア(プロフェッショナルディスクと言う)と、SxS(エスバイエス)メモリーカードの2種類があります。いずれも、映像や音声を、データとして記録しますので、いろんなコーデックを記録できますが、放送局では、MPEG-HD 422 LONG50」という記録方式がデファクトです。つまり、それ以外の記録方式は、受け付けないという事です。特に受け渡しは、プロフェッショナルディスクになり、それは、ブルーレイディスクを放送用に耐久性を高め、ディスクにキズが入らないようにディスクに殻がついています。放送用で使用するために高ビットレートで記録します。

XDCAM フォーマットの主な特長


●MPEG-HD422 L50の画質(フルHD記録)・音質は、HDCAMよりも良くダビング耐性に優れる

●書き換え回数1000回以上(1~3層)、4層ディスクは、1回書込みのみ

●音声は、最大8チャンネルの記録が可能(16bitのとき)
●読み取り回数は100万回以上
●データ保持年数50年以上
●記録中の衝撃にも強い記録方式
●強力なエラー訂正機能
●ITとの親和性が高い
●LAN経由でのリモート、サーバー機能で追っかけ記録再生が可能
 
など、XDCAMは、テープメディアに比べ、高信頼性・自由度の高い機能が搭載されています。

XDCAMプロフェッショナルディスクの種類と記録時間


サイズ コーデック ビットレート 1層 2層 3層 4層
HD MPEG-HD422 50Mbps 43分 95分 190分 240分
HD MPEG-HD(SP)=HDV 25Mbps 85分 190分 380分  480分
SD MPEG-IMX(422) 30Mbps 68分 150分 300分 360分
デジタイズ 映像変換 テープ変換 XDCAM HDCAM  Grass Valley HQX Apple final cut pro ProRes 422
左から 2層(赤)1層(青)3層(黄)4層(白)ディスク

※通常は、左の表の紫帯部分、MPEG-HD422 50 で記録することが民放連で決まっています。