スマートポスプロ2030に向けて

Guidlines for  "SMART PosPRO VISION 2030"


 ダイバースビジョン XDCAM オンライン入稿 IP伝送 IPスイッチャー リモートワーク スマートポスプロ 2030 vision2030 smartpospro smart postproduction
スマートポスプロ2030に向けて
 
2025年は、国内でラジオ放送が開始されてちょうど100年にあたります。
当社では、放送業界35年にわたり携わってきた様々な先進技術を取り込んで参りましたが、

まず、2030年を目指し、次世代のスマートポスプロを実現しています。


<当社の想定する2030年以降のスマートポスプロ>

「テレビ放送がメインとなる時代は終焉」

衝撃の数年後=ポスプロ全滅


【1】「作業型」のポスプロは全滅し、「体験設計」の会社だけが生き残る

 ダイバースビジョン XDCAM オンライン入稿 IP伝送 IPスイッチャー リモートワーク スマートポスプロ 2030 vision2030 smartpospro smart postproduction DIVERSE VISION nhk
未来ビジョン放送システム担当

映像を「切って貼る」「色を整える」「音をクリアにする」といった、人間が手を動かす「下請け作業」としてのビジネスモデルは、AIの進化によって価値がゼロ(無料・一瞬でできるもの)になります。 もしポスプロ的な会社が生き残るとすれば、それは「映像編集会社」ではなくなるでしょう。例えば、WEBページにもあった「キャラクターをリビングに出現させるための3Dデータの設計」や「メタデータ(映像の裏側のプログラム)の構築」など、AI を駆使して新しい『体験』を作るクリエイティブ・テクノロジー集団へと業態を完全に変えなければ生き残れません。
ただし、そこに落とし穴があります。AI だけでも生き残れません。
 ダイバースビジョン XDCAM オンライン入稿 IP伝送 IPスイッチャー リモートワーク スマートポスプロ 2030 vision2030 smartpospro smart postprod DIVERSE VISION nhk 4k uhd 4k変換  HDCAM HDCAM-SR XDCAM BETACAM

【2】「放送事業」は二極化し、今の形は崩壊する

放送局の役割は大きく変わります。現在の「決められた時間に、みんなに同じ映像を届ける」というビジネスは崩壊し、以下の2つに分かれます。

  • 「インフラ・信頼」としての放送: 災害情報、正確なニュース報道など、絶対にフェイクであってはならない「信頼できる情報インフラ」としての役割。

  • 「超パーソナライズ化」したエンタメ配信: 視聴者一人ひとりの好みやその日の気分に合わせて、AIがリアルタイムでストーリーやCMを自動生成して配信するプラットフォームへの移行。


【3】「人間のセンス」だけが問われる残酷な時代へ

技術的なハードルが完全になくなるということは、「プロ用機材を使える」「編集ソフトの操作が早い」といった職人技が武器にならなくなることを意味します。小学生でもYouTuberでも、プロと全く同じ品質の映像が作れるようになります。 その結果、「AIにどんな指示を出すか」「どんな面白いアイデアをゼロから思いつくか」という、人間の純粋な発想力やディレクション能力だけが問われるようになります。

AIの波は放送業界の下請け構造を根本から破壊します。「作業」を売りにしていた会社は淘汰され、放送事業そのものも「映像を流す」ことから「体験を配信する」ことへと形を変えます。2030年は、業界にとっての「終焉」であると同時に、アイデアひとつで個人が巨大なエンタメを作れる「新しいクリエイター時代の幕開け」になると言えそうです。

株式会社ティーファイブプロジェクト

未来ビジョン放送システム担当

2020年10月 初稿
2024年01月 第2稿
2026年03月 第3稿

 

 

※当社が掲げる「SMART PosPRO  VISION 2030」は、当社の運営指針であり、放送業界やポスプロ業界全体の指針ではありません。
※TBSグループが2021年5月に掲げた「VISION2030」とは、関係がありませんので、ご留意ください。