まず、2030年を目指し、次世代のスマートポスプロを実現しています。

放送局の役割は大きく変わります。現在の「決められた時間に、みんなに同じ映像を届ける」というビジネスは崩壊し、以下の2つに分かれます。
「インフラ・信頼」としての放送: 災害情報、正確なニュース報道など、絶対にフェイクであってはならない「信頼できる情報インフラ」としての役割。
「超パーソナライズ化」したエンタメ配信: 視聴者一人ひとりの好みやその日の気分に合わせて、AIがリアルタイムでストーリーやCMを自動生成して配信するプラットフォームへの移行。
技術的なハードルが完全になくなるということは、「プロ用機材を使える」「編集ソフトの操作が早い」といった職人技が武器にならなくなることを意味します。小学生でもYouTuberでも、プロと全く同じ品質の映像が作れるようになります。 その結果、「AIにどんな指示を出すか」「どんな面白いアイデアをゼロから思いつくか」という、人間の純粋な発想力やディレクション能力だけが問われるようになります。
AIの波は放送業界の下請け構造を根本から破壊します。「作業」を売りにしていた会社は淘汰され、放送事業そのものも「映像を流す」ことから「体験を配信する」ことへと形を変えます。2030年は、業界にとっての「終焉」であると同時に、アイデアひとつで個人が巨大なエンタメを作れる「新しいクリエイター時代の幕開け」になると言えそうです。
未来ビジョン放送システム担当
2020年10月 初稿
2024年01月 第2稿
2026年03月 第3稿
※当社が掲げる「SMART PosPRO VISION 2030」は、当社の運営指針であり、放送業界やポスプロ業界全体の指針ではありません。
※TBSグループが2021年5月に掲げた「VISION2030」とは、関係がありませんので、ご留意ください。