PCで編集する際の注意事項 [1]


映像の文字スーパーや、グラフィックなどの扱い

4k uhd 4k変換  HDCAM HDCAM-SR XDCAM BETACAM デジベ ベーカム ベータカム シブサン umatic  Uマチック hi8 hi-8 ハイエイト ベータマックス ベータハイファイ βcam  8ミリビデオ d2 d1  1インチ vtr  デジタイズ 映像変換 テープ変換 XDCAM HDCAM  Grass Valley HQX Apple final cut pro ProRes 422  saftyzone セーフティゾーン 安全フレーム
スマホ向けゲーム映像制作や、WEB制作会社に、よくある傾向ですが、テレビの場合は、全てフル状態で、テレビ画面に写っているのではなく、テレビによりますが、93~100%の間は、欠けて見れなくなります。
上記、アドビ・プレミアの例ですが、必ず、一番外枠(90%)以内に文字要素を入れるようにしてください。
(局によって、95%でもOKとしている独自基準がありますが、オンラインで全局に入れる場合、90%の最低ラインを守ってください)
これを、セーフティゾーン(安全フレーム)と言います。
これは、CM、番組、すべて共通です。
テレビ納品向け編集では、意外と見落としがちな注意事項です。
※SD時代は、もう一つ内側の80%が、文字の安全範囲でした。
 

MA作業の音声信号の扱いについて


2020年4月より、当社で行っている従来のMA作業の音声処理を以下のように変更しました。
変更したことにより、さらなる高音質化とテレビ放送におけるCMや番組のラウドネス時の音質が
劇的にアップされました。
また、96KHz, 64bitの一貫処理でXDCAMサーバーに落とし込むことで、デジタル歪や聴き疲れ感が無くなり
より自然なダイナミックスを得ることが可能になりました。
今後とも、大好評な当社のMAマスタリングをよろしくお願いいたします。
(従来から行っております、非対面で対応可能です) 
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<変更前>
内部処理:32bit
ファイル生成:48KHz, 24bit Stereo, 5.1ch(PCM)
<変更後>
(2020年4月より)
内部処理:64bit
ファイル生成:96KHz, 64bit Stereo, 5.1ch(PCM)
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元データが、CDなどでも当社エンジニアによるアップサンプリングにより、
劇的に音質が改善されます。
テレビ放送だけでなく、YouTubeなどの配信系にも威力を発揮しております。

CMや番組の音声処理について


放送用テレビCMや番組は、ラウドネス基準がありますが、意外と周知されていないことがあります。
それは
本編の前後に、15フレ(半秒)の無音を作ることです。
これは、完全に違う種類の映像コンテンツが繋がれる場合、
たとえば、
番組OP▼→<▼CM1▼>→<▼CM2▼>→▼番組本編▼→
となっている場合、
の部分に、全て15フレ(半秒)の無音を作らなければいけません。
の間は、要するに、1秒の無音が生まれます。
そうすることによって、
視聴者が、番組とCMの間の切れ目が、分かるようにするためです。
音がつながっていると、番組中なのか、CMなのか、音で判断できなくなるからです。
また、技術的にも、送出が若干遅れて、放送事故にならないよう、無音部分を作っているのです。

※日本放送協会は、独自規定があります。
 
解説: 株式会社ティーファブプロジェクト  放送進行部